ランディングページ制作とは

ランディングページとは、外部サイトの広告などがクリックされて自社ホームページにアクセスして来るときの、最初の到達地点のページのことをいいます。広告がクリックされた場合のアクセス先を、多くはトップページなどに設定してしまいがちですが、ユーザーが求めている情報がトップページにあるとは限らないため、広告をクリックしたユーザーの心理にあわせたページをつくる必要があります。ランディングページを最適化させよう、という意味で、LPO(landing page optimization)とも呼ばれています。
例えば、スキンケア商材をイメージしてください。検索エンジンのキーワード広告で、「ニキビ」「乾燥肌」の2キーワードで出稿したとします。これは、検索エンジンで「ニキビ」と検索したインターネットユーザーを相手に広告文を表示できるものです。そこで「ニキビ」と「乾燥肌」のそれぞれのリンク先URLをなにも考えずにトップページにしてしまうと、どうでしょうか?ニキビを求めているひとに対する情報も、乾燥肌を求めているひとに対する情報も、それぞれごっちゃになってさらに様々な商品へのリンクもあるトップページに連れてこられて、訪問者は戸惑ってしまいます。すぐに「戻る」ボタンを押すことでしょう。
一方、ランディングページ制作という概念が頭にはいっていれば、「ニキビ」で検索したひとにはニキビ専用のページに、「乾燥肌」で検索して広告をクリックしたひとには乾燥肌のページに、それぞれランディングページを複数つくっておくことで、ユーザーの心理にベストマッチした内容を見せることが可能になります。ホームページ制作というのは、ただホームページをつくるだけというものの場合も多いですが、ランディングページ制作はなかなか高度なスキル。
というのも、ランディングページ制作はもはや広告の一種であり、広告技術が洗練された巧みな表現力を持ったマーケッターと、ライターと、それを上手く表現できるデザイナーが揃って初めて実現できるもの。企画提案から制作まであわせても、短いページで1ページ15~20万円程度どうしてもかかってしまうのが相場のようです。とはいえ、お問い合わせや資料請求に役立つランディングページの制作は、ホームページのお問い合わせ率という基礎体力部分、資産を形成する部分ですから、抑えるべきところはおさえてユーザーにベストマッチしたページを用意し高収益ページへとホームページを成長させる手段として覚えておくことは、サイトオーナーとして必須かもしれませんね。
どんな種類があるの?
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