任せっきりで大丈夫と思ってしまっていませんか?

失敗するパターンとして多いのが、一旦発注した後、数ヶ月で出来上がるのを待っているだけでOKと思っているご発注者様のケースです。もちろん、お金を払っている立場ですから、お手を煩う必要も本来ないサービス業という風に解釈されることも多いですが、ホームページ制作は家をつくる・店舗をつくる工事のようなものと同じですので、しっかり打ち合わせのうえ、工数が進むごとに制作会社が求める期日ごとに打ち合わせ・確認などのステップを経たほうがベストです。

例えばラーメン屋を開業するときに、契約した不動産に店舗を工事するとおもいますが、インテリアから設備・客席・照明・家具を含めて、全部おまかせ!というオーナーさんはなかなかいないはずです。どんなラーメンを提供し、どういった客層にどういった体験をしてもらいたいのか、といった部分を伝えるとともに、工事屋さんや家具調達などのインテリアコーデネーターさんが必要なときに、発注者様と日程をあわせてミーティングを開催したり、情報共有を常にアップデートするようにしていると思います。(ここは、WEBではWEBディレクターという役回りの担当者が一括して窓口になるケースが多いようです。)
そのために、共に作り上げていくという心の準備と、協業していいものをつくりたいと思えるパートナーとしての制作会社の選定が欠かせません。また素材提供も重要な発注者様のタスクですので、制作に必要な写真や商品情報を提供することに積極的なご理解をいただけたほうが、成功確度がぐぐっと高まっているようです。

もちろん、発注しているひとのお手をあまり煩わせずに、聞きたいことを大抵最初にまとめてしまう効率化も進んでおり、高度化しています。ヒアリングをさっぱりめに抑えて「お任せしたい」という要望に応えてくれる制作会社もあります。どのように進行していくか、ということを検討のうえ、ベストな制作会社さまと幸せなつながりが生まれるといいですね。

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サイト作成のコツ

  • サイトコンセプトは明確ですか?
  • ターゲットユーザーは明確ですか?
  • 任せっきりで大丈夫と思っていませんか?
  • 制作会社へ聞きたいことは決まっていますか?
  • 費用だけで決めていませんか?
  • 集客方法は決まっていますか?